バレー元全日本の成田（大懸）郁久美さんは長野で単身赴任中 夫は北海道で焼き鳥屋を経営

成田（旧姓・大懸）郁久美さん（女子バレー元日本代表・48歳）

成田（大懸）郁久美さん（Ｃ）日刊ゲンダイ

　パリ五輪が開幕した。28日に予選リーグが始まった女子バレーボールを楽しんでいる向きは多いだろう。大懸郁久美さんは1996年のアトランタ五輪、2004年のアテネ五輪には結婚後の成田姓で出場し、173センチとバレーボール選手にしては小柄ながら攻守で活躍した。成田さん、今、どうしているのか。

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　成田さんに会ったのは、長野県は上田市。JR上田駅から車で約10分のところにある「ルートインジャパン株式会社」長野本部だ。

「この会社が運営する『信州ブリリアントアリーズ』のコーチに、この6月に就任しました。3月までは北海道北広島市で『アルテミス北海道』の監督を務めていたので、北広島から来てまだ1カ月。『信州──』は昨年、選手が大学や高校を卒業したばかりの若手に切り替わったところなので、若い選手たちが独り立ちできるようサポートしていきたいですね」

　成田さん、まずはこう言った。「信州──」も「アルテミス──」も国内トップリーグ・SVリーグに次ぐVリーグ・ウィメンのチーム。「アルテミス──」退団後、「信州──」の当時のGMからスカウトされたそう。