「だれもわかってくれない」ハイディ・グラント・ハルヴァーソン著、高橋由紀子訳

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「そんなつもりで言ったわけじゃないのに」、と思うことはよくある。周囲の人に誤解されて、しかも誤解がなかなか解けない。なぜなら、最初の印象を変えるのは難しいからだ。

 だから正しい第一印象を与えることが大事なのだ。

 間違った印象を与えてしまったときは、圧倒的な量の証拠を示すことが必要になる。例えば、上司が自分のやる気を疑っている場合は、毎日定時に出社しても上司は気づかない。

 しかし、1週間、1時間前に出社すれば確実に目に留まる。相手が必要とする存在になるためには、同じジムに通うなどして相手に印象づけると効果的。誤解されない人間になるためのノウハウをアドバイス。

(早川書房 1600円+税)

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