企業が“創造的個人”を育てる 「ホワイト企業」が目指すこと

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「壮年起業」児玉喜久夫著

 早期退職に役職定年と50代サラリーマンを取り巻く環境はひときわ厳しい。平均寿命は延びているのに早期退職しても残りの人生、年金だけではやっていけない。50代で引退して85歳まで生きると想定すると1億円以上の資金が必要なのだ。

 そんな現実をふまえながらも著者は経験や知識や人脈の豊富な50代こそ起業に最適という。起業に際しては「なぜ」という動機と使命を確かめ、ヒト・モノ・カネの資源を熟慮する。自身が48歳でアパレル物流企業を起こした著者だけに話が実に具体的だ。
(幻冬舎 1400円+税)


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