「まりも日記」真梨幸子著

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「まりも日記」真梨幸子著

 小説家デビューから4年が過ぎた「私」は、派遣の仕事でどうにか食いつないでいる。そんなある日、デパートの屋上で昼休みを過ごしていた私は、ペットショップの子猫にくぎ付けになる。そのブリティッシュショートヘアの子猫は、自分よりも小さなほかの子猫にいじめられているように見えた。格安の理由を、生後8カ月の売れ残りだからだと店員から聞いた私は、このままでは殺処分されてしまうと心配し、有り金5万円をはたいて購入。まりもと名付けて猫との暮らしが始まる中、避妊手術のために訪れた病院で腎臓の病気が見つかる。私はキャッシングで30万円を調達し手術費にあてる。まりもは金のかかる猫だった。(表題作)

 イヤミスの女王が猫に翻弄される人間たちを描いたネコミステリー集。

(講談社 770円)


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