フジの“私情含み”採用に佐藤里佳アナウンス室部長が異議
今月末付でフジテレビを退社し、フリーへ転身する武田祐子アナ(46)。41歳で出産した第1子の小学校入学を来年に控え、子育て奮闘中の現役ママだけに拘束時間の長い会社員よりフリーランスに舵を切ったということなのだろう。
しかも、「アナウンススキルには昔から定評がある。ウチでも引き続き2番組のナレーションを担当するし、他局からのオファーもあるんじゃないか」(フジ関係者)。同期入社の木佐彩子(45)がアイドル路線で売り出されるその裏で、地道にコツコツと技術を磨いてきた結果なのだろう。
フジテレビといえば80年代の“ひょうきんアナ”に始まり、多種多様な人材を受け入れてきたが、残念ながらそれも過去の話。現在、局内にはアナウンサーの採用基準を問題視する声が上がっているという。
■社内では「よくぞ言った」と喝采
現場を束ねる佐藤里佳アナウンス室部長(50)がみかねてこう吠えたというのだ。
「1月の定例会議で『最近のアナウンサー採用は役員の好みで変わることが多い』などと異議申し立てをしたんです。局長級が一堂に介する場で直訴に至ったのだからよほど腹に据えかねたものがあったのでしょう。社内では“よくぞ言った”と喝采を浴びていました」(別のフジ関係者)