高嶋ちさ子MC番組2本がゴールデン 露出増で“毒舌”保てるか

公開日: 更新日:

 毒舌で人気のバイオリニスト・高嶋ちさ子(50)がレギュラーを務める2番組が4月の番組改編でゴールデンに進出するようだ。

「1本目はTBSの『明日は我がミーティング』で、2本目はテレ朝の『ザワつく!金曜日』です。『明日は――』は不定期で放送されていたバラエティー。芸能界の悩める方々が高嶋さんに相談し、ズバズバと本音でアドバイスする企画が人気で、お笑い芸人・有田哲平さんと一緒にMCを務めています。これが月曜日20時枠のレギュラー番組になる。『ザワつく!』は現在『ザワつく! 一茂 良純 時々 ちさ子の会』として水曜日の深夜に放送されていますが、『ロンハー』の後枠、金曜日の21時からの放送になります。長嶋一茂さん、石原良純さんとの“毒舌”トリオが人気です」(テレビ局関係者)

 以前、コラムニストの桧山珠美氏が本紙の連載で〈最初からお金持ちの家に生まれた由緒正しいお嬢ちゃまは失う怖さを知らないのか、忖度なし、言いたい放題なのがいい〉(2018年12月3日付)と高嶋の人気の理由について語っていた。高嶋が数字を稼げることが分かった途端に我も我もで人気者にあやかろうとするテレビ局の悪弊がまた始まったようだ。マツコ・デラックス有吉弘行坂上忍などは深夜枠からゴールデン枠に進出し、冠番組を手に入れた今では、マツコはレギュラー番組8本、有吉は12本、坂上は9本とテレビ局にとって不可欠な存在。ただ、露出が増えてからは3人とも保身に走り、無難なことしか言わなくなった印象がするし、それが、テレビをつまらなくしているともいえる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  1. 6

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  2. 7

    河合優実「あんぱん」でも“主役食い”!《リアル北島マヤ》《令和の山口百恵》が朝ドラヒロインになる日

  3. 8

    TBSのGP帯連ドラ「キャスター」永野芽郁と「イグナイト」三山凌輝に“同時スキャンダル”の余波

  4. 9

    永野芽郁&田中圭「終わりなき不倫騒動」で小栗旬社長の限界も露呈…自ら女性スキャンダルの過去

  5. 10

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 2

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  3. 3

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  4. 4

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  5. 5

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

  1. 6

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  2. 7

    乃木坂46では癒やし系…五百城茉央の魅力は、切れ味と温かさ共存していること

  3. 8

    初日から無傷の6連勝!伯桜鵬の実力を底上げした「宮城野部屋閉鎖」の恩恵

  4. 9

    新潟県十日町市の“限界集落”に移住したドイツ人建築デザイナーが起こした奇跡

  5. 10

    トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋