「透き通るよう…」二階堂ふみを虜にした吉沢亮の演技力
2021年放送のNHK大河ドラマが、明治時代の実業家・渋沢栄一の半生を描いた「青天を衝け」に決まった。主演は放送中の朝ドラ「なつぞら」でヒロイン(広瀬すず)の幼なじみ・山田天陽役を演じた吉沢亮(25)。先週、ドラマの中で吉沢演じる天陽が無念の死を遂げると、NHKには惜しむ声が多数寄せられ、主婦の間に“天陽くんロス”が広がった。
平成生まれの俳優が大河で主演するのは初めて。吉沢は自らのツイッターで、その驚きを次のように表現した。
〈まさか過ぎる大河の主演 吉沢にはまだ早いと思われる方が大半だと思いますが安心してください 僕が一番思ってます その中でやれる事を精一杯やり抜きたいと思います〉
この「青天を衝け」のキャスティングは、長谷川博己(42)主演の20年放送の大河「麒麟がくる」のキャスティングが終了直後にスタートしたといわれる。
重要視されたのは、大河ドラマの節目となる60回目の作品であること。また、24年に新1万円札の肖像が福沢諭吉から渋沢栄一に代わるため、渋沢の輝かしいキャリアにふさわしい配役をスタッフは上層部から指示されたという。