大河特需で評価アップ 川口春奈に紅白司会“大抜擢”の予感
NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の代役で話題の川口春奈(24)が29日、都内で行われたネイル予約アプリ「ネイリー」のCM発表会に登場した。
「ネイルが終わってテンションぶち上がりのハッピーな女の子を演じさせていただきました。ネイルは女の子のモチベーションのひとつです」と語った川口の起用の理由については「凜としていて、芯のある女性で、同性人気も高いことなどから起用させていただきました。10月に起用が決定し、11月末に撮影したので、今思えば大河ドラマが決まるかどうかのタイミングでしたが楽しんで撮影に臨んでいただきました。ドラマ出演でCMの注目度が上がることは弊社としても非常にありがたいことです」(広報担当)という。
11月16日に沢尻エリカ(33)が麻薬取締法違反で逮捕され、26日に川口が代役に抜擢。12月3日から撮り直しを開始。目下フル回転で大河ドラマを撮影中のはずだが、元気そうな笑顔でアプリの説明を完璧にこなした川口。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「やつれることもなく、元気な顔でイベントに登場したことで、周りの大物俳優たちがサポートしてくれている、うまくやれているということが予想されました。33歳の沢尻エリカが演じる娘役より、適任だったんじゃないかという意見が出るほどで、代役騒動もむしろ追い風になっています。芯のある、気丈な女性という役も、ご本人の性格や今の状況と重なるところもあり、ますます評価が高まっている。イベントの概要もちゃんと説明するプロ意識の高さからも、今後スポンサー人気は高まるでしょうし、『いだてん』で痛い目に遭ったNHKとしては初回視聴率19・1%は大金星。今年の紅白の司会もありうるのでは」
川口はNHKの救いの女神になりつつある。