11.3「嵐の日」は数百億円規模 ネット配信で最後の荒稼ぎ

公開日: 更新日:

 ジャニーズ担当のベテラン芸能記者はこう言う。

「もともと5月に開催予定でしたけど、コロナの流行で中止や来年に持ち越しでも仕方なしとみられていたイベントが行われるんです。嵐ファンにしてみれば、音楽番組などを除いて最後となるかも知れないライブパフォーマンス。チケット料金で買う買わないという判断にはならない。抽選漏れもないし、ファンにとっては夢のような一日になるはずです」

 ジャニーズ側からすれば、コアなファンからもファンクラブ未加入のファンからも稼ぐことができる。ファンはファンクラブだけで300万人超。

「オンラインでも通常コンサートと同等かそれ以上の売り上げを見込んでいるのではないか」(前出のレコード会社関係者)

 嵐といえば、2019年までの2年にわたって開催したデビュー20周年記念ツアーで500億円もの収益を上げたといわれている。今回の配信事業はまさに活動休止前の最後の荒稼ぎというわけだ。

■来年以降もファンクラブは存続

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