性暴力問題の広河隆一氏が手記発表…“セカンドレイプにあたる”は違うんじゃないか
「週刊誌報道によって、私は社会的制裁を受けました。以降は自分の名前も公にはできない状態になりましたから、いわば社会的存在としての私は消えた状態でした。」(広河隆一・フォトジャーナリスト)
これは3月8日にnoteに発表された広河氏の手記だ。広河さんは3年前に「週刊文春」に性暴力をスクープされ、かなり世間から叩かれた人だ。記事は「広河隆一氏の『性暴力』を認定 性行為要求、ヌード撮影……7人の女性による核心証言」と、「『あの人は私を2週間毎晩レイプした』広河隆一“性暴力”被害女性が涙の告発」というものだった。当時、それを読んだあたしは唖然としたし、広河氏を酷い男だと思った。
が、今回、広河氏本人がnoteで語ったことは衝撃的だった。広河氏は集団リンチに遭った人だった。あたしは神ではないので、広河氏と週刊誌、どちらの言い分が正しいのかはわからない。広河氏のnoteはネットで無料で読めるようになっているので、とくになにかを発信している人には読んでもらいたい。
広河氏はnoteの中で、事実と違う報道がされ、検証委員会でも先に結論ありきのような感じだったと話している。そして、そのことを指摘したり、きちんと調べて欲しい旨を述べると、それは被害者に対する二次被害、セカンドレイプになると、止められたそうだ。