俳優・渡辺裕之さんは自宅で「縊死」 連休後もいくつもの仕事が控えていたのに…なぜ
好天のゴールデンウイークを悲報がつんざいた。横浜市内の自宅地下にあるトレーニングルームで5月3日昼ごろ、俳優の渡辺裕之さんが倒れているのを家族が発見した。所属事務所から発表された死因は「縊死(いし)」。縊死とは首が絞まって命を落とすことを意味する。66歳だった。
「当初、渡辺さんが発見された場所が自宅のトレーニングルームだったということで、ベンチプレスで重たいバーベルが首にかかったことによる事故だったのではないか、との臆測が飛び交っていました。しかし、事務所側が“事故ではない”と明確に説明しています。渡辺さんは公私ともに順調に見え、連休後もいくつもの仕事が控えていたそうなので真相は不明です」(ワイドショー芸能担当デスク)
妻で女優の原日出子さん(62)はあまりに突然の出来事に呆然自失としているそうだ。夫妻は1993年に結婚、芸能界きってのおしどり夫婦は3人の孫がいるおじいちゃん、おばあちゃんとなり、渡辺さんは「無条件でかわいい」と目尻を下げていた。最近は鎌倉に電車で出掛けて散歩を楽しむところをSNSにアップしていたのだから、はた目には悠々自適の人生を謳歌しているように映っていた。
「朝の日課としてジョギングするとき、ごみ拾いを『夢拾い』と称して行ったり、得意のゴルフでチャリティーイベントに参加したり。鍛え上げ、精悍な容姿は還暦過ぎても変わらないどころか、若返っていくように見えた。妻としての原日出子さんを採点する企画で150点とつけ、幸せを絵に描いたようだったのに」と、夫妻を知る芸能関係者は言う。
2005年に1億円以上の投資被害も「夫婦愛は深まった」
渡辺さんは大正製薬「リポビタンD」のCMで鍛え上げた肉体を披露し「ファイト~! イッパツ」と叫んで人気者に。渡辺さんを何度も取材したことのある芸能リポーターの城下尊之氏が「何事も一生懸命な方」とテレビで語っていたように、普段の人柄を知る関係者からも真面目でストイック、非の打ちどころのないような性格という声があふれる。
ただ、「渡辺さんは05年に妻の原さんに内緒で投資運用会社への金融投資で1億円以上の損害を被ったことがあります。このときは記者会見を開いて投資詐欺の広告塔であることを否定するとともに、結果的に夫婦愛が深まったとコメントしていました」(前出のワイドショーデスク)。
渡辺さんに何があったのか。
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■厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
▽いのちの電話 0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)
▽こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▽よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)