著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

今週末は参院選 耳を疑うような暴言失言の与党にナメられっぱなしでいいんですかい

公開日: 更新日:

 いよいよ今週末は参院選の投票日だ。世の中は盛り上がっているのか。いやそれほどでもないだろう。ワイドショーでも選挙の報道はほとんどなく候補者の名前も知らない人がほとんどか。逆に事前予想などいらないのに「自民堅調」とか「改憲に必要な3分の2を確保の見込み」とか政権の提灯記事を垂れ流している。唯一、テレビ東京が前日の事前番組を決めたのが救いか。

 それにしても政権与党は安心しきって緩んでいるのではないか。選挙期間中なのに耳を疑うような暴言が相次いでいる。

 山際経済再生大臣は「野党の人から来る話は、われわれ政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」と語った。おいおい「何一つ聞かない」とはなんだ。民主主義の否定、独裁宣言ではないか。

 さらに井上義行候補は出陣式で「同性愛とかいろんなことでどんどん可哀想だと言って、じゃあ家族ができないで、家庭ができないで、子どもたちは本当に日本に本当に引き継いでいけるんですか」と発言。「いろんな」とはなんだ。子どもを産まない産めない、家庭をつくれない弱者をひっくるめて差別している。しかもナチスと同じ優生思想だ。確信犯だろう。これぐらいの発言選挙に影響しないと思っている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」