今週末は参院選 耳を疑うような暴言失言の与党にナメられっぱなしでいいんですかい
いよいよ今週末は参院選の投票日だ。世の中は盛り上がっているのか。いやそれほどでもないだろう。ワイドショーでも選挙の報道はほとんどなく候補者の名前も知らない人がほとんどか。逆に事前予想などいらないのに「自民堅調」とか「改憲に必要な3分の2を確保の見込み」とか政権の提灯記事を垂れ流している。唯一、テレビ東京が前日の事前番組を決めたのが救いか。
それにしても政権与党は安心しきって緩んでいるのではないか。選挙期間中なのに耳を疑うような暴言が相次いでいる。
山際経済再生大臣は「野党の人から来る話は、われわれ政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」と語った。おいおい「何一つ聞かない」とはなんだ。民主主義の否定、独裁宣言ではないか。
さらに井上義行候補は出陣式で「同性愛とかいろんなことでどんどん可哀想だと言って、じゃあ家族ができないで、家庭ができないで、子どもたちは本当に日本に本当に引き継いでいけるんですか」と発言。「いろんな」とはなんだ。子どもを産まない産めない、家庭をつくれない弱者をひっくるめて差別している。しかもナチスと同じ優生思想だ。確信犯だろう。これぐらいの発言選挙に影響しないと思っている。