TKO木本武宏は「金商法違反」に該当か? 7億円投資トラブルで松竹芸能を退所
本業である「芸を磨くこと」「ネタを考えること」に専念していれば、道を外すこともなかったのではないか。推定総額7億円にものぼる投資トラブルを報じられ、23日、自身のツイッターで所属事務所の松竹芸能から退所することを明らかにした、お笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)。
一部報道によると、木本は男性投資家と共同で仮想通貨やFX(外国為替証拠金取引)の運用を行っていたといい、複数の後輩芸人に投資話を持ちかけたり、共演した吉本興業所属の芸人にも出資を呼びかけたりしていたという。
今回の件について、《架空の投資話でカネを集めたのではなく、運用に失敗しただけ》《出資者から被害届は出ていない》といった報道も見られ、指摘されている詐欺罪は難しいのではないかーーといった見方もあるが、コトはそう簡単ではない。
なぜなら金融庁はホームページで、木本のような形で投資話を持ちかける行為に対し、わざわざ【いわゆるファンド形態での販売・勧誘等業務について】と題して、こう注意喚起しているからだ。