木下優樹菜の告白に支援者からも批判噴出「ADHDは免罪符や武器ではない」本人に届くか?
7月25日、「ADHDの私から伝えたい事があります【ユキナの告白】」というタイトルの動画で木下優樹菜(34)が、ADHD(注意欠陥・多動性障害)であることを公表した。
動画内で病院で脳の周波を調べたことからADHDと診断されたと告白し、持ち物をよく忘れたりすることもあったが、「個性」だと思い、生きづらさも特段感じていなかったという。
さらに「私の場合、パートナーも理解してくれて『俺、丸ごとユキちゃんで好きになったから』と言ってくれるから」と話し、対して前パートナーは「イライラしたり、イライラさせた」と言及し、ADHDの人に対して「寄り添う気持ちを少しでも持ってもらえたら」と周りへの理解を求めた。
しかし、ネットでは《今までの騒動を全てADHDのせいにしているみたいで、ADHDの人に失礼》《障害を盾にするような言い方は、社会に順応しようと努力してるADHDの人への誤解を助長する》と、ADHDの人や、サポートに携わる人たちを中心に批判の声が集まった。
ADHDに対する正しい「理解」とはどうあるべきか? ADHDを持つ子どもやその親を支援するNPO法人「あではで神奈川」の初代代表・篠山淳子氏に話を伺った。