パックン「統一教会報道はもういい」発言で炎上…宗教に寛容な米国人らしい視点がアダに?
さらにパックンは「国葬は安倍さんに対してやらないんだったら誰のためにやるのかって思います」と国葬支持の姿勢も見せたため、件の発言と併せて炎上状態となっている。当初、2億5000万円とされていた税金である国葬費が実は16億6000万円だと政府が発表し、最終的に40億円に膨らむという試算もあるから無理もない。
■アメリカ人には理解し難い「旧統一教会問題」
「番組としては、パックンがハーバード大学の比較宗教学部を卒業しており、専門的で視野の広い意見が聞けるということでのキャスティングだったのだと思います。今回の炎上時、ツイッタートレンドにはパックンの名前とともに『リベラル』という言葉が並んでいるほど、『良識的な人』というイメージも広まっていたようです。今回の発言は、ルールの中で、自由であるべきというアメリカ人らしい視点ならではとも思いますが、日本では受け入れられなかったのでしょう」(ワイドショー関係者)
確かに連日過熱する報道は、本来議論すべき点から外れてしまっていると感じる人も中にはいるかもしれない。だが旧統一教会による「霊感商法」によって苦しむ人々は現実に存在しており、ようやくここにきてメスが入れられそうな状況になりつつある。