沢田研二はせっけんの香りがしそうなほど透明感があってキレイ…こういう人がスターだと

公開日: 更新日:

 ドリフの全員集合や正月のかくし芸大会でも共演したんだけど、「嫌だ」って言ったことがない。裏でもそういうことは、絶対に言わないの。たとえば、コントの練習をしているとき、アタシが「壁に向かって練習してみたら」って言ったら、その通り一生懸命やってる。可愛くて(笑)。カックラキンのときはクリーニング屋のケンちゃんの役だったんですけど、まったく嫌がらずにやってるの。

 あるときジュリーのマネジャーさんに、「沢田さんのサインが欲しいんですけど」って恐る恐る聞いてみたら、ジュリー本人が「あれ? ナオコちゃんはショーケンのファンだったんじゃないの?」って。あ! バレてる。「以前はそうでしたけど、今は沢田さん一本です!」(笑)。夜のヒットスタジオで何回か共演してますけど、見るたびにキレイになる。特別セットが組んであると、あ、ジュリーだなって分かる。で、顔がアップになると、まあ、キレイなこと……スタジオで目が合ったりすると、アタシが目をそらすの。まぶしすぎて。この感じは梅沢富美男さんも言ってました。「ほんとにキレイだと思ったのはジュリーだね」って。

 歌がうまくて、コントができて、キレイで。いまだに動きも衰えてないでしょ。生まれながらの本当のスターですよ。実はアタシが作詞でジュリーが作曲した唯一の曲があるんです。「一人ぼっちのパーティー」。ご自身のライブで歌ってくれてたみたいです。こっそりとジュリーのライブ見に行ってみよっと。

(構成・藤井優)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」