キンプリが5月末までの“在庫一掃セール”で稼ぎ出す300億円 ファン心理につけ込んだ営業戦略
視聴者の熱い視線を集めた昨年暮れのNHK紅白歌合戦のあのライブが、5人揃ったKing & Princeの最後の姿になるかもしれない。披露された「ichiban」は、ヒップホップ調に和のテイストを織り交ぜた楽曲で、今や世界の隅々で閲覧できる日本の公共放送を意識した曲だった。そして5人でのキンプリは残すところ4カ月強。音楽関係者の間ではキンプリの“駆け込みプロモーション”がちょっとした話題になっている。
5月23日にメジャーデビュー5周年を迎えるキンプリだが、次々と仕掛けられるプロモーションについて口の悪い関係者たちは「どれだけ儲けようと企んでいるんだ」と囁いている。ジャニーズ事務所の歴史をひもとくと、メンバーが円満脱退や退所でない場合は表舞台から静かにフェードアウトさせてきた。キンプリもラストコンサートは行わないが、所属レコード会社「ユニバーサルミュージック」が発表しているスケジュールを見ると、“在庫一掃セール”感が半端ない。
■ラストシングル、ベストアルバム、映像作品を立て続けに発売