ヒコロヒーの巻 思っていた通りのいい子でね~、売れてナンボなのにガツガツしてない

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 アタシの場合、気が合う人のタイプって、だいたい決まっているの。それはね、「あざとくない人」。わかりやすく言えば、売れたい売れたいっていう根性が見え見えで、擦り寄ってくるようなタイプは苦手。そういうところがなくて、自然体の人とはすぐに仲良くなれる。年齢は関係ないの。そういう意味で、ヒコロヒーはまさにそんな感じだった。アタシから見て、表の顔も裏の顔もほとんど同じ。肩の力がいい意味で抜けているのね。ガツガツしていない。タレントなんだから売れてナンボなんだけど、売れるためにはなりふり構わずってところがない。いい意味でダメでもともとみたいな冷めたところがある。そんな感じに見えて、アタシには好感が持てたの。

■収録後のお礼のライン

 なかなかいないわよ、あーいうタイプは。でね、収録後には、ちゃんとお礼のラインを送ってくれるの。そういうところも、ちゃんとわかっている。

 これは奇遇なんだけど、アタシの娘と同い年で、娘の名前がひとみで、ヒーちゃん。そんなところもなんか、他人とは思えないわね。

(構成・藤井優)

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