「らんまん」語りで8年ぶり地上波連ドラ出演も…宮崎あおい“不倫・略奪”に今も女性の拒否反応
NHK連続テレビ小説「らんまん」の評判がすこぶるいい。放送開始5週目時点で視聴率こそ前作「舞いあがれ!」より低いが、視聴者からは、主人公を演じる神木隆之介(29)や、彼のお目付け役を演じる志尊淳(28)らがしっかり描かれていて好感が持てるという意見が多い。中でも破天荒な植物学者を、独特の雰囲気とユーモラスな、とぼけたような演技で魅了する神木には、視聴者の大部分を占める主婦層から「やっぱり芝居が上手」と、称賛の声が上がっている。
「『らんまん』で人物像がしっかり描かれていると感じるのは、脚本を担当している長田育恵さんと、それぞれの役者たちとの化学反応が相乗効果をもたらしているのでしょう。舞台やミュージカルを得意とする長田さんが登場人物に“深み”を持たせ、それを役者がうまく受け止めて演技に生かしているように思えるのです」(テレビ関係者)
そんな中、視聴者からリアクションがないに等しいのが宮崎あおい(37)のナレーションだ。うまく耳に馴染んで気が付かないほどすんなりと言葉が聞き取れるからかもしれないが、メディアなどでその存在について触れられることも少ない。実は、宮崎が地上波の連続ドラマに出演するのは、2015年9月期の朝ドラ「あさが来た」以来実に8年ぶり。宮崎は同局で朝ドラ「純情きらり」(06年)、大河ドラマ「篤姫」(08年)でヒロインも務めた。