赤楚衛二「舞いあがれ!」で大注目もパタッと姿を消したのは? 囁かれる「好青年」キャラの限界
■「ペントレ」「こっち向いてよ向井くん」の2作連続で微妙な数字
赤楚の姿が“消えた”理由についてテレビ関係者は次のように解説する。
「赤楚にとって役者としての試金石は、朝ドラ終了後初めての主演となった『こっち──』でした。このドラマは平均視聴率こそ辛うじて5%は超えたのですが、関係者が注目したのは全10話中6話で出した4%台という低い数字。この1クール前に出演したTBS系『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』も、脚本に『恋はつづくよどこまでも』の金子ありさ氏、主演は山田裕貴を迎えたのに、平均視聴率は6%を少し超えただけで終わってしまいました。そこで制作現場で“戦犯”探しを巡ってちょっとした軋轢も生まれてしまったのです」
出演した2作品が続けて低視聴率で終わってしまったことで、赤楚を「数字(視聴率)を持っていない役者」とみる制作サイドがキャスティングに消極的になっていると、この関係者は解説する。
「いくら好感度が高いからとはいえ、次々に仕事を詰め込み過ぎた感は否めませんよね。1年以上も連ドラに出続けていると、やはり飽きられてくるし、本人も煮詰まってくるのではないでしょうか。役柄も同じような“好青年”という設定ばかりでは、一時期『ドライブ・マイ・カー』の西島秀俊がそうだったように、『また赤楚君? もうお腹いっぱい』となるのも無理はないでしょう。しばらく露出を控えめにして、役柄も『こんな赤楚君見たことない』と思わせるようなキャスティングであれば、また違った状況になったのかもしれませんよね」(芸能プロダクション関係者)