白都真理 緊縛ヌードを披露
<1993年5月>
79年、20歳の時にNHK大河ドラマ「草燃える」でデビュー、本格派女優としてその後も多くのテレビや舞台などで活躍した白都真理。デビュー当時、「(映画やドラマで裸を要求されても)まずお受けしないと思います」とキッパリと答えて、ドラマの撮影では共演女優から「やぁい、ブリッ子」とからかわれるほどだった。
ところが、84年の映画「人魚伝説」では清水健太郎との濡れ場や水中での初ヌードが話題に。撮影後には「女優として本腰入れたんだけど、お嫁にいけなくなること、ずいぶんやっちゃった」とコメント。さらに「清純派からイメージチェンジとかそういうんじゃないんですよね。脱いでも清純派ですよ」と正統派女優としての活動をアピールした。
そんな白都が初ヘアヌード写真集「情事」を出版したのは93年5月25日のこと。34歳だった。撮影は「アラーキー」のニックネームでおなじみの写真家、荒木経惟。
プロ意識にあふれ、写真集も“主演作品”と考える白都は撮影前は日焼けしないように注意。泥パック、海藻パック、あかすりと念入りに肌をケアした。衣装合わせも3回、4回と念入り。ヘア公開にも「映画のワンシーン、ワンシーンを演じている感覚だったので、カメラの前で下着を脱いでもなんともありませんでした」「ヘアがあるということは生き物として当たり前のこと」と堂々としたもの。