不倫が許された斉藤由貴…今も叩かれる今井絵理子との違い
結論から言うと、斉藤はみんなに好かれていることが大きい。
芸能人が不倫騒動を起こすと、さまざまな意見が飛び交う。もちろん当事者を非難するものが圧倒的だ。だが中には、「あの人ならしょうがない」「あの人だったらいいんじゃないの」という意見がみられることがよくある。ワイドショーでも同様のコメントをする人もいる。
それは、年齢を重ねた大物俳優であったり、世間によくある「何をやっても憎めない人」だったりする。その多くは男性である場合が多いため、「芸能界は不倫男に甘い!」なんて言われてしまう。
斉藤は女性だが、実はこれに近いのかもしれない。W不倫騒動が起きた時、彼女は51歳。高級ブランド品でもなく、特に何の変哲もない白いワンピース姿で謝罪会見に姿を見せた時、“萌え”た記者が多かった。記者だけでなく、ネットで記者会見を見た男性たちから、「斉藤由貴、いいじゃないか」という声が噴出した。
斉藤を責める男性などいないと言っても過言ではない。
3回の不倫騒動と、そのたびに口に出る名言からか、彼女は「魔性の女」と呼ばれるようになったが、「魔性の女」に不倫は付き物だ。それを世間は認めているということなのだろう。