不倫が許された斉藤由貴…今も叩かれる今井絵理子との違い
加えて、芸能ニュースの賞味期限は昔に比べてはるかに短くなっている。自分たちの生活に何の関係もない芸能人の不倫など、1年も経てば記憶の彼方に追いやられても仕方ない。もはや斉藤のことをとやかく言う人はいないだろう。こんな意見もある。
「斉藤さんの女優としての才能は誰もが認めるところですが、あの吸い込まれるような色気は彼女しか持ちえない個性です。ドラマでも映画でも、使ってみたいと思っている監督、演出家は多いです。またスタッフのウケがよく、業界内で彼女を悪く言う人は見当たりませんね」(キー局プロデューサー)
それに対し、今井議員は元アイドルとはいえ、今は公人として襟を正す立場にある。そんな人間が不倫に走ると世間から叩かれ、事あるごとに過去を蒸し返されてしまうのだ。
斉藤は稀有なキャラクターの持ち主なのだ。もしかしたら次の不倫騒動を期待している男性さえいるかもしれない。
(芸能ジャーナリスト・佐々木博之=元フライデー記者。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中)