俳優・石倉三郎さん(69)痛風

公開日: 更新日:

 どうせなら効率的にと思って、両足に1.5キロの重りの入ったウオーキングシューズを買い、毎日1時間半歩き、水を1.5リットル飲むことにした。靴は手で持つと重いけど、履いてしまえばそうでもないし、1時間歩けば2時間分の効果があるっていうんだから、そっちのほうが都合がいいからね。歩いている間はとにかく休まない。信号待ちにぶつかったら、正面で待たずに横の歩道を選び、止まらずに歩いた。夏だったから、途中、ふわーっと眠くなって記憶が遠くなり、熱中症になったことが2回ぐらいあったかな。それを所(ジョージ)に話したら、経口補水液の「OS-1」を送ってくれて、今度はそれを飲みながら歩いた。

 3カ月後には、69キロあった体重が7キロ減。尿酸値も血糖値も正常値に戻った。ズボンがゆるくなって、服を買い替えて逆にカネがかかりましたね。以来、2~3カ月に1度は血液検査して、数値が上がったら集中的に歩くようになったよ。

■ウマい酒のために歩いて正常値に戻す

 それから、1年前の春、地方ロケ中に腸閉塞になった。医者は絶対安静にしろっていう診断書をくれたけど、その時は点滴や応急処置でなんとか痛みは治まり、仕事もこなした。後日、精密検査をと思ったけど、予約は再来月になるって言うからその後は行かずじまい。大病院は通えるもんじゃないね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”