大桃美代子さん 原稿の一部がぽっかり見えなくなり手術を決意

公開日: 更新日:

 60歳を越える7~8割の人は白内障だと聞いています。でも、まさか40代で自分がそうなるとは思ってもいませんでした。

 眼科を受診したのは2013年2月でした。目に違和感があって、手でこすったらビョーンと目の粘膜が伸びたんです。時季的にスギ花粉の頃でしたし、ちょうどPM2.5が話題になった年だったので、「アレルギーかな」と思いました。でも、病院で検査をすると、アレルギーにとどまらず医師から「いろいろ病気が見つかりました」と。そして、告げられたのが右目の若年性白内障でした。さらに左目も少し白内障の気があり、何と両目に緑内障もあると……。

■原稿の一部がぽっかり見えなくなった

 ただ、そう言われても自覚症状がまったくなかったので、初めは「本当かな?」と半信半疑でした。でも、経過観察するうちに右目の視野の真ん中が白く見えるようになってきたんです。手術を決意したのは、原稿の一部がぽっかり見えなくなったからでした。少し角度を変えたり、文脈を考えれば察しがつく程度のわずかな範囲でしたが、テレビの生放送でニュースを読む仕事なので、このままではいけないと思ったんです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”