水前寺清子さんが語る「脊椎管狭窄症」を克服するまで

公開日: 更新日:

 でも、ステージで着流しを着ている時は、晒を巻いて帯を締め、腰回りをガッチリ固定しているから痛みは感じることもなく、歌うには支障がなかった。

 それが、5年前にステージの階段で転んで左膝靱帯を痛めたあたりから、足をかばうようになって。立っていると両足先が冷たくなり、そのうちしびれるようになって、突然、力が抜けて転ぶことも増えてきたんです。転んでご迷惑をおかけしたくないし、ソワソワ床を見てステージに出るわけにもいかない。

■「立っていると両足先が冷たくなって…」

 2年前、お医者さんに行ったら、腰部脊椎管狭窄症と診断されました。腰の骨が狭窄して足先の神経に触れて、しびれを起こしていたんです。

 手術を勧められ「お願いします!」と即決。躊躇することはありませんでした。私の正装は着流しですから、凛としていなきゃいけないし、「助けて~!」なんて言えませんから。痛みは嫌い。スパッと治したい。そう思って、68歳で手術をしました。

 退院した翌日からはコルセットをして仕事をしました。足のしびれも腰の痛みもなく、毎週土曜、2時間の生番組の司会も元気にやらせていただいています。病後だからと心配するより、「原因を取り除いたから大丈夫!」って考える性質なんです。だから、退院したら腰のことはスッキリ完結。もう心配しません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末