脱毛症長新東京クリニック/美容医療・レーザー治療センター(千葉県松戸市) 瀧川恵美センター
「PRPは休止期にある毛根の成長期への移行を促進し、成長期の期間を維持する成長因子を含んでいます。ただAGAの場合、抜け毛の原因は男性ホルモンにあるので、飲み薬のプロペシアやザガーロを併用した方が効果は上がります。効果に個人差はあっても、少なくてもPRP治療で脱毛が進行した症例はありません」
自己血液を使うため副作用が非常に少なく、安全性が高いのもPRP療法の特徴。
まだ症例やデータが少ないが、難治の脱毛症に悩む人にとっては一筋の光明が差す治療法といえる。
▽北海道出身。2001年防衛医科大学校卒。自衛隊中央病院及び関連施設に勤務後、防衛医科大学校医学研究科(大学院)に進み12年卒。14年に自衛隊を退官、新東京病院形成外科・美容外科へ。15年から現職。〈所属学会〉日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)専門医など。