目のかすみや視力低下…実は「性感染症」が原因かも
「アデノウイルス結膜炎と誤診されることが多く、大量の目やにや、まぶたの腫れ、明らかな結膜充血が表れます。治療が適切でないと角膜上皮に点状のびらんができて、角膜に穴が開くことがあり、最悪失明します。新生児型は生後2~4日後に発症し、成人型同様、治療が遅れると角膜に穴が開き失明します」
ほかにもこれに関連する性関連感染症には、毛じらみが眉毛に寄生してかゆみなどの自覚症状を起こすものや、ヘルペスウイルスによる結膜炎などがある。
「眼科を受診する際、普段とは違う相手と性交渉があれば医師に伝えましょう。パートナーにすでにうつしている場合もあり、その場合は2人で治療しなければなりません。医師は血液検査の際、性感染症の項目を入れることで正しい診察と治療ができます」
恥ずかしがらずに包み隠さず医師に相談する。それこそが健康への道だ。