関節が弱点…リウマチは男性の3.3倍 変形性関節症は2.7倍
もうひとつ有名な病気が「全身性エリテマトーデス」。20代から30代の女性に多い病気ですが、中高年女性も少なくなく、患者数は約1万5000人(男性の7.5倍)となっています。自己免疫が攻撃するのは、関節だけではありません。皮膚や内臓などがターゲットになることもあるため、症状は多彩です。有効な治療法が少ないので、難病指定を受けています。
膠原病に限らず、関節は中高年女性の大きな弱点になっているようです。とくに患者が多いのが「(変形性)関節症」で約16万2000人(男性の2.7倍)に達しています。膝などの軟骨がすり減ったり変形したりして動きが悪くなり、痛みも出てきます。太った女性に多いのも特徴です。
テレビCMなどでコラーゲンを飲めばよくなるなどと言っていますが、体重を落とすほうがもっと効果的かもしれません。