【膝】体重1kg減で片足への負担が2kg~3kg軽くなる

公開日: 更新日:

 運動習慣は、減量のために重要で、膝を支える筋力を強化して膝への負担を減らす意味でも、膝痛予防にとって大切である。しかし、ランニングなどの激しい運動は膝への負荷が強すぎる。最も勧められるのは、適度なウオーキングの習慣だ。

「高齢者の方でも膝痛予防のために、押し車や杖を使って休みながらでいいので、1日最低30分くらいは屋外を歩いた方がいい。すでに膝が痛い人であれば、プールでの水中ウオーキングをお勧めします。休みながら無理をしない程度に歩く。痛みが出ても膝を支える筋肉を使っていないと、軟骨の減りをさらに悪化させてしまいます」(山田主任医長)

 日常生活の体勢も膝痛の発生に影響する。仕事などで仕方なく、立ちっぱなし(膝を伸ばしっぱなし)、膝を曲げっぱなしの時間が多い人は、30分に1回くらいは屈伸運動をするように心掛けよう。

 お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック(東京都千代田区)の銅冶英雄院長は、「関節を適正に動かすことが膝痛予防になる」と、2つの膝痛体操を習慣にすることを勧める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ