カレーとシークワーサーが有効 認知症を予防する6つの方法

公開日: 更新日:

「また、福岡県久山町での疫学調査では、大豆製品、乳製品、野菜、海藻類の4つの食材を多く取っていた人が認知症リスクが低いとの結果も出ています」

 現在40~50代の中年世代も、認知症対策としてやるべきことがある。2017年、英医学雑誌「ランセット」に、認知症発症リスクを高める複数のリスク因子のうち「自分次第で改善できる9つのリスク要因」が掲載され、45~65歳の中年期では高血圧、肥満、難聴が挙げられていた。早めにこれらの対策を行うことは非常に大事だ。

 認知症発症を100%抑えられなくても、予防策の徹底で発症のタイミングを遅らせられれば、アデュカヌマブ、またはそれ以外の治療薬が登場し、その恩恵を受けられるかもしれない。

▽遠藤英俊(えんどう・ひでとし)
 国立長寿医療研究センターなどで35年間認知症の治療・研究に携わる。最新刊に「医師が認知症予防のためにやっていること。」(日経BP)がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」