水を飲み込むのも困難に…ぺえさんは急性咽頭炎で入院を経験
■「休むときは休む」メリハリをつけないとダメ
じつは咽頭炎の入院のタイミングでもそのドラマの映画化のお仕事が入って、退院の3日後には撮影スタートでした。マネジャーが病室に台本を持ってきてくれましたが、入院中は一切台本を見ませんでした。入院をきっかけに、体を休めることの大切さを知ったからです。急きょお仕事を代わっていただいた諸先輩方のご恩に報いるためにも、ここは何も考えずにしっかり休まなければいけないと思ったのです。頑張るときは頑張り、休む時は休むというメリハリをつけないと、気付かないうちにストレスがたまり、心身が疲労して免疫力も落ちてしまうんだと学びました。
一番大きく変化したのは水を好んで飲むようになったことです。それまではコーラやジュースばかりで、水は眼中にありませんでした。しかも「飲み物=冷たいもの」から温かいお茶やスープも選択肢に入るようになりました。食べ物もこってり系専門でしたが、病院で出た和食がおいしかったので、魚やだしのうま味に目覚めました。
病気になって再確認したのは家族のありがたみです。母だけでなく、姉や兄も駆けつけてくれてジンとしました。退院後、母に「頑張らないで頑張りなさい」と言われたのが胸に響いています。頑張り過ぎてしまう私の性格を分かってくれているからこその言葉だったと思います。