風邪をひかないために何を食べたらいいか ビタミンをしっかり摂る
新型コロナウイルスの蔓延が長引いて久しく、それとともに「免疫力」という言葉を聞く機会も増えています。そもそも免疫力とは、「疫(病気)を免れる力」のことです。
免疫は一度病気にかかったら二度と同じ病気にかからない、あるいは抵抗ができる生体反応のこと。ウイルスや細菌といった体にとっての異物が体内に侵入すると、侵入してきたウイルスや細菌から体を守ろうとするのです。つまり、免疫力が低くなると、風邪などにかかりやすくなってしまうので、受験生にとって免疫力を維持し、高めることはとても重要になってきます。
では、どのような食事を摂れば免疫力が高まるのでしょうか?
まず、免疫機能を担う細胞(免疫細胞)を活性化させるために必要な栄養素を摂ることが大切です。ひとつ目が肉、魚、大豆、乳製品などのタンパク質。私たちの身体は約37兆個の細胞で出来ていて、免疫細胞もそのひとつです。タンパク質は私たちの身体を作ってくれる“もと”になる栄養素ですから、もちろん免疫細胞の働きもアップしてくれます。