著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

アメリカで新たなEG.5対応コロナワクチンが認可され接種スタート

公開日: 更新日:

 コロナ感染がじりじりと上昇する中、アメリカでは新たなワクチンが認可され、9月中旬から接種がスタート。しかしどれほどの人が接種するかは未知数です。

 FDA米国食品医薬品局は9月12日月曜日、ファイザー社とモデルナ社に対し、オミクロン派生型で感染の多くを占めるEG.5に対応するワクチンを認可しました。CDC米国疾病予防センターは、生後6カ月以上のすべてのアメリカ人に接種してほしいと発表しています。

 このワクチンもこれまでと同様、感染した場合の重症化を防ぐものです。特に65歳以上の高齢者や免疫疾患がある人、また前回の予防接種または感染から数カ月が経っている人には、早めの接種が呼びかけられています。

 ただし実際にどれほどの人が接種するかどうかは別の問題です。前回のワクチンを受けたのは全人口のわずか2割でした。今回さらに加わったネガティブな要素は、これまで全てのアメリカ人に対し無料だったのが、緊急事態の解除により有料になったことです。

 もちろん保険は適用されますが、アメリカには無保険者が2800万人もいます。彼らが無料で接種を受けられる特別プログラムもありますが、どれだけ周知されているかには疑問の声もあります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動