米国で人気の「鼻づまり薬」は効果なし…米食品医薬品局発表で波紋
そこで代替成分として採用されたのが、フェニレフリンです。この薬は60年以上前、現在のような厳しい審査を受けることなく認可されました。
これほど長い間、効果がない成分が使われていたのも驚きですが、さらにびっくりなのは、こうした風邪薬が何事もなかったかのように、今も店頭に並んでいることです。理由は、「効能はないが特に害もないから」とのことで、新たな代替成分が決まるまではそのまま販売を続けるようです。
「消費者より利益優先の製薬会社が考えそうなこと」、「だったらせめて値段を下げるべきでは?」と、多くの市民は憤っています。