立ち上がる時、両ひざ下がビリビリ、チクチク、ジンジンして…

公開日: 更新日:

「ゆっくりなら歩けるんですけど、特にトイレ掃除でしゃがみこんだ時や、ソファから立ち上がったり、便座に座るような時に両ひざ下がビリビリ、チクチク、ジンジン熱く感じるようになって」

 こんな症状を訴えてこられたのは87歳の女性の患者さんでした。

 お聞きすると、16年ほど前から足先がしびれ出してきたということで、それが次第にひどくなり、最近になって冒頭のように症状が悪化。さらに腰痛の症状も出始めているとのこと。

 この16年あまりの間にマッサージに行ったり、整形外科も何軒も回って、電気治療なども受けてみたりしたのですが、改善はしなかったといいます。

 整形外科で行う電気治療とは、痛みがある部位や痛みを中枢に伝える知覚神経に微弱な電気を流す治療法で、種類によって目的と効果が異なります。痛みの伝達をブロックしたり、筋肉の緊張をほぐし痛みやコリを軽減する効果があります。

 ですが、この治療は主に神経や筋肉へのアプローチのため、痛みの原因によっては症状の改善は見られません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情