市場は上向き傾向 宅配クリーニングの源流は“御用聞き”だった?
これだけ寒くなると、外に出るのもおっくうになりがち。家にいながらクリーニングの注文ができないかなあ?
あった! ヨシハラシステムズ(本社・滋賀県彦根市)の「宅配クリーニング せんたく便」もそのひとつ。インターネットや電話で注文が可能で、ヤマト集荷サービスで自宅(指定場所)まで取りに来てもらえる。
料金は「最速5パック」(5点まで)が8778円から。最速5営業日で届けてくれるのだという。しかも、シミ抜き、毛玉や毛羽取り、ボタン取り付け、再仕上げ、往復送料が無料だ。
もちろん、長期保管サービスもある。
「冬物なら2月からお預かりを開始して、9月から12月末までにご希望に応じた返却をいたします。夏物については、9月からお預かりを開始して5月末まで、最大9カ月間保管させていただきます」(ヨシハラシステムズ担当者)
便利さがウケて累計30万人、年間100万着の利用があるという。
クリーニング市場はコロナ禍で大きく売り上げを落としてきたが、最近は上向き傾向。ヨシハラシステムズのような宅配クリーニングといった市場の掘り起こしも目立つ。