米ミシシッピ州の湖で溺れかけた猟犬38匹を救助! 男性3人に全米中から称賛の声が
米ミシシッピ州の湖で釣りをしていた男性2人とガイドが、湖で溺れかけていた38匹もの犬を救助して大きな話題になっている。
アーカンソー州で米保険大手ステートファームの保険販売事業所を経営しているボブ・ギストさん(61)と、友人でテネシー州在住のブラッド・カーライルさんは今月初旬、ミシシッピ州のグレナダ湖で、現地ガイドのジョーダン・クレストマンさんが操船するボートに乗り、釣りを楽しんでいた。
ポイントを移動していると遠くから犬の鳴き声が。離れた場所に多数の犬が水面に浮いているのが見えた。釣りを中断して近づくと20匹以上の犬が水中でもがいていた。3人はすぐに犬の首輪をつかんで次々にボートに乗せて救助。
その後、犬たちはキツネ狩りのイベントに参加していた猟犬だと判明。獲物が湖に逃げ、夢中で追いかけているうちに岸に戻れなくなったとみられている。
2回に分けて34匹を救助した時点で、まだ湖のどこかに4匹いることが判明。幸い首輪にGPS発信機がついていたため、飼い主たちとともに捜索した結果、その4匹も無事救助した。
一歩間違えば犬の大量溺死事故になるのを未然に防いだ3人に、全米から称賛と感謝の声が寄せられている。