「あんたら、この苦しみ、わかろうとしたことあるか!」ダブルケアラーの絶叫が空しく響いた
私がケアマネジャーとして関わっている今村美也子さん。前任のケアマネから美也子さんの支援を引き継いだとき、彼女は72歳、要介護1だった。生活保護を受け、市営住宅でひとり暮らしをしていた。その娘の香織さんは男の子を2人育てながら、8年間、母親である美也子さんの介護を担ってきた。
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