著者のコラム一覧
伊藤博敏ジャーナリスト

1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。

“オリンパス事件”指南役が語るゴーン事件と日本司法の歪み

公開日: 更新日:
オリンパス巨額損失隠し事件(会見する高山修一社長と森久志副社長=当時、右はマイケル・ウッドフォード元社長)/(C)日刊ゲンダイ

 東京地検特捜部が、威信をかけて取り組んでいるカルロス・ゴーン日産前会長の事件は、検察の“苦境”を表すように、「保釈中の再逮捕」という異例の展開を見せた。「逃亡も証拠隠滅の恐れもないのに、なぜ逮捕か」と、代理人の弘中惇一郎弁護士は怒りをあらわにした。

 だが、光学機器メーカ… 

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