自民醜聞議員は「記憶ない」が常套句…和歌山“破廉恥パーティー”青年局の釈明に怒り収まらず
共同通信社が9~10両日に実施した全国電話世論調査で、岸田内閣の支持率が20.1%となり、2月の前回調査(24.5%)を4.4ポイント下回って過去最低を更新した。
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を受けて開かれた衆院政治倫理審査会で、安倍派や二階派の幹部が「説明責任を果たしていない」との回答は91.4%にも達しており、国民が今もなお強い裏金事件に強い不信を抱いている様子がうかがえる。
岸田内閣の支持率は裏金事件の発覚以来、下がる一方だ。まさに「火の玉」「火だるま」の状況だが、その火にさらなる油を注いでいるのが、自民党青年局近畿ブロックの懇親会を巡る“破廉恥スキャンダル”だ。
同党和歌山県連が昨年11月に開いた会合で、露出の多い衣装を着た女性ダンサーに出席者が口移しでチップを渡していたといい、会合に公費が含まれている可能性も指摘されている。8日付の産経新聞などが報じて以降、ネット上では《これが政治活動なのか》といった怒りの投稿が続出。
さらに、この会合に青年局長代理の中曽根康隆衆院議員(42)と出席していた青年局長の藤原崇衆院議員(40)が「当時の記憶では触ってない」「今の記憶ということ」「触ってない記憶は間違いない」などと釈明したことに対してもSNS上は批判の声で溢れている。