UUUM創業者が明かす“名前のない仕事”の極意…疾風怒濤の20年間を綴った初の著書を上梓
「即断即決。悩んでいる時間がもったいない」
ユーチューブを舞台に多くのクリエーターを生み出したUUUMだが、鎌田氏は会社設立10周年を機に株式公開買い付け(TOB)で株を売却。自らが立ち上げた会社を去った。一生暮らせるほどの大金は手にしたが、「モチベーションは面白いか否か。『儲かります』という言葉には冷める。そもそもそれが仕事なのか遊びなのかわからないところからUUUMも生まれました。生きたお金は積極的に使いたい」と話す。
UUUMの基盤ともいえるユーチューブ業界の現状についての見方も冷静だ。著書の中でも「ユーチューブというものがはやり、『時代の風が吹いていた』というのは間違いありません」とつづっているように、UUUMを去った今、「ユーチューブは人並みにしか見ていないと思います。今はたくさんあるプラットフォームの中のワンオブゼムでしかなくて、何ならTikTokの方がトレンドになってきている。もし何か売りたい企業にすすめるとしたら今はTikTokだと絶対言います」と成功体験に固執することなく恬淡と話す。
「即断即決。悩んでいる時間がもったいない。トップが悩むと下は待ちになる」という鎌田氏。今は「究極の種まき期間」というだけに、これからどんな実がなり花が咲くのか。
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YouTubeからテレビにはばたくも、うかつな暴言で一瞬のうちに転落したフワちゃん。再起の道はいばらの道になりそうだ。
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