兵士数百人が乱闘で妓楼を全壊したのは「境遇の罪なり」
戦争に伴う不祥事、あるいは戦時下だから起こる犯罪や蛮行は、それほど報じられない。いや、時には全て伏せられてしまうというケースとて珍しくない。特に軍の内部情報や兵士たちの暴動騒ぎなどは新聞で報じられない。ところが平民新聞は地方にも読者がいて、そうした読者がまるで通信員のように記事…
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