「島根1区」補選で立憲民主が手抜き? 自民全敗なら目算に狂い…“最後の緩み”心配する声
岸田政権の浮沈がかかる衆院3補選(28日投開票)は折り返し、唯一、与野党一騎打ちの島根1区ではデッドヒートが繰り広げられている。残り2つは不戦敗の自民党は、ここで負ければ全敗。岸田首相の余命は一気に縮まる。焦る岸田首相はラストサンデーの21日、現地に飛んでテコ入れを図るが、金権腐敗の象徴区で立憲民主党が勝たなければウソだ。
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島根1区の補選は最大派閥・清和会(安倍派)の会長だった細田博之前衆院議長の死去に伴うもの。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着やセクハラ疑惑についてマトモに説明せず、裏金事件の表沙汰と相前後して鬼籍に入った。金城湯池にも自民に対する嫌悪感が広がり、弔い選挙にもかかわらず大逆風。県連の公募を経て擁立した元財務官僚の錦織功政氏(55)と、立憲前職の亀井亜紀子氏(58)が火花を散らしている。