自民党は組織そのものの解体が必要だ
連日、自民党総裁選のために候補9人揃い踏みのインタビューや討論会が放送され、電波ジャック状態。露出の多さは総裁候補か映画番宣の三谷幸喜氏かという状況だ。
そりゃ出まくれば映画の興行に影響するぐらいだから、自民党支持率も上がるだろう。最新では42%という結果だそうで、日本国民もチョロいもんだ。
まず報道ステーションが最初に9人を呼んだ。裏金問題の質問に、一見厳しそうな意見が相次いだが、林芳正氏が「不記載問題は」と言ったのであきれた。裏金は犯罪であり脱税だ。それをただの「不記載」に矮小化するなら、何の反省もないのと同じだ。何も変わっていない。一気に見る気が失せた。
小泉進次郎氏は話せば話すほど墓穴を掘る。
「菅さんの応援は新しい派閥ということにならないか」と聞かれ、「誰であれ応援してくれるのはうれしいです」と答えて場は一瞬真空状態に。他のインタビューでも「あなたの弱みは」と聞かれ「朝が弱いです」。
驚いた。議員になって15年、何も勉強してこなかったのが丸わかりな答弁の連続だ。