「運動量少なすぎる」 釜本氏が「本田トップ下」を改めて疑問視

公開日: 更新日:

 以前から日本が抱える〈守備の課題〉が、すべて浮き彫りになった。

「先制される癖」も相変わらず。昨年のコンフェデ杯以来、先制されて敗戦という試合を何度見せられてきたことか。

 攻撃に関する熟成は進んでいる。後は個々の選手の動き、連係プレーの精度を上げていきたい。

 本田は、少しだけ復調の兆しが見られた。しかし、トップ下として及第点はあげられない。何度でも言う。「パスを出して終わり」ではダメ。運動量が少な過ぎる。ボールが入らなくても、本田が動けばスペースが生まれるので攻撃の幅、得点チャンスがもっと増える。

■大久保を自由にプレーさせろ

 南アW杯で「本田の1トップ」がハマったのは「本田は動かなくてもよかった」から。ザンビア戦の3点目だって「トップの動き」から決まったモノ。やはり本田のトップ下起用には、大きな疑問符が付くね。

 後半から出てきたFW大久保はいいね。最初は1トップに入り、後半15分にFW大迫が入ると右のサイドアタッカーを務めた。彼の場合、特定ポジションに縛り付けるのではなく、自由にプレーさせて「とにかくゴールを決めてこい!」と指示した方が、本領を発揮できるような気がする。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり