はや“救世主”の声 代表初選出FW南野に「過大評価」と異論
■親善試合でテストか
「指揮官自身、大げさに褒めていることを自覚しながらのコメントだと思います」と話すのはサッカージャーナリスト・六川亨氏。さらに続ける。
「左右両サイドの攻撃的選手には、南野と同じ右にミランの本田が、左にはヘルタの原口、G大阪の宇佐美と好タレントが揃っている。南野の立ち位置は“まだまだ先”の選手です。来夏のリオ五輪予選が来年1月に行われますが、22歳以下の五輪代表では、南野は貴重な得点源として期待されている。今回の日本代表初選出は、あくまで国際試合を通して経験値をアップさせるのが目的です。W杯予選のシリア戦には出番がなく、親善試合のイラン戦でテストされるでしょう」
技術、アイデアはあってもフィジカル、スタミナ面では一線級選手と比べると大きく見劣りがする。守勢に回った際の守備力の弱さも気になるところ。まずは欧州5大リーグに引き抜かれ、そこで活躍してからキチンと評価すればいい――。