新生なでしこは6位 アルガルベ杯で見えた課題と収穫

公開日: 更新日:

「まず課題は《なでしこならではのパスサッカーの限界》です。長短のパスをつないでボール支配率を高め、試合の主導権を握るサッカーで世界の頂点を極めたが、現時点では女子サッカー上位国のみならず、たとえば初戦の相手スペインにも通用しなかった。堅守からカウンターという戦術も身に付け、ボール支配率に拘泥しないサッカーをすべきでは、という思いを強くしました」

 収穫は「若手攻撃陣のはつらつとしたプレー」と六川氏。「大会4得点の横山に2得点の長谷川。オランダ戦に先発した22歳FW田中、途中出場のFW籾木といった若手が積極果敢にプレーした。なでしこの将来像に明るい兆しでした」と続けた。

 なでしこの宿命は「2020年東京五輪でメダルを獲得する」こと。これからだ。高倉なでしこの真価が問われるのは――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方