なでしこ優勝…鮫島が前線に駆け上がる姿を見たくなった

公開日: 更新日:

「これって『絶対にラインを上げちゃいけない場面でしょ!』と映像を見返してビックリするときがある」と苦笑いを浮かべる鮫島。それでも彼女が「そこ」にいるだけで安心感がある。それなのに思考は超ネガティブの持ち主とくる。何とも不思議な存在なのである。

 ここで優勝すれば少しは自信がつくのでは?

 そう聞くと「いえ、むしろこのまま(ネガティブ思考)で行きます!」と答えた。天真爛漫な若手の中で「彼女の湿度感」は、確かに今のなでしこジャパンには必要なのかもしれない。

 数々のピンチを救った鮫島。センターバックとしての<厚み>を探っていくのも興味深い。しかし、今大会での彼女が頼もしかった分、そろそろ本職の左サイドバックから、一気に前線に駆け上がる姿を見たくなったのは、果たして私だけだろうか?
(早草紀子/フォトジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  2. 2

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”

  3. 3

    選手村は乱交の温床、衝撃の体験談…今大会コンドーム配布予定数は男性用20万個、女性用2万個!

  4. 4

    ブレイキンの意外な金銭事情…トップはどれだけ稼ぐ? 国際大会V賞金、スポンサー料、指導料は?

  5. 5

    悠仁さま受験勉強しない夏休みで気になる「本当の学力」…“高校で異例の成績”報道も

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    吉永小百合(4)多忙で激しい青春を送りながら、恋に目覚め、恋に落ちる、普通の女性でもあった。会員限定記事

  4. 9

    「トドみたい」発言で炎上の和田アキ子はナゼ"ご意見番の大御所"に上り詰めた? 本業は歌手なのに…

  5. 10

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情