南米選手権はネット独占に…日本代表戦TV中継ナシの大誤算

公開日: 更新日:

「2020年東京五輪を横目でにらみつつ、久保が5月23日にポーランドで開幕した20歳以下のW杯(6月15日閉幕)に呼ばれるのか、五輪世代である22歳以下代表が参戦する6月1日に開幕したトゥーロン国際大会(フランス=15日閉幕)に出るのか、それともコパに出場するA代表に招集されるのか、民放とNHKには見極めがつかなかった。実際、各大会の中で唯一のFIFA主催大会である20歳以下のW杯に出るだろうというのが大方の見方だったため、テレビ局はコパの放送から手を引いてしまった」

 試合の時間帯も最悪だった。グループリーグ3試合とも日本戦は午前8時(日本時間)のキックオフ。民放では最後までテレビ東京が放送するかどうか、逡巡したといわれているが、各局とも力を入れている朝の情報番組を休んでまで「久保不在で目玉のないコパを放送するバリューはない」という判断に落ち着いた格好。NHKがBSで放送することを検討したようだが、NHKの判断も<民放各局にならえ>で落ち着いた。

■「日本は大会を軽視している」

 久保が選ばれていたとしても、コパのメンバーは“無名の若手”が中心になるといわれていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド